いざという時のために
いつも当サイトのご利用ありがとうございます。
みなさんはいざという時のためにどのような準備をしていますか?
今年の3月中旬、東日本を襲った大震災のように私たちにはいつどこで災害が降りかかってくるか分かりません。
国や自治体等がいろいろと災害時に備えていてくれることとは思いますが、その時になってみないとわからないことや、想定外のことが起こってしまうことも多々あります。
5月31日、岐阜県庁の県震災対策検証委員会によって行われた、災害医療分科会において医療救護計画の見直しを求める意見が出たというニュースがありました。
『県薬剤師会の加藤正純理事は、医師では医薬品の細部が分からないことから救護計画の「医師、歯科医師、看護師」の箇所に「薬剤師」を加えるよう求めた。
着の身着のままで避難した人が、薬を入手する際に常備薬の正しい情報が残っていない状況についても報告され、「お薬手帳」の有効性が紹介された。医療機関が相互に患者データを持ち合ってバックアップをする手だても話された。』
引用元2011年6月1日 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/
引用記事「県震災対策検証委:災害医療分科会、救護計画の見直し議論 /岐阜」
URL http://mainichi.jp/area/gifu/news/20110601ddlk21040057000c.html
みなさんはこの「お薬手帳」をお持ちでしょうか。きっとご存知ない方も多いのではと思います。
お薬手帳というのは日本の薬局や病院などで処方された、薬の名前や回数などの記録をまとめた手帳です。
この手帳は普段だけではなく、災害時にもとても役に立つのです。阪神淡路大震災でもこの記録が役立ったと言われています。
お薬手帳を持っていなかったとしても、自分が普段飲んでいる薬がなんという名前なのか、どのような効果があるのか等を知っておくことはとても大切です。その情報が、緊急時に自分の命を助けることになるかもしれません。
私たちにできないことは国や自治体等に任せるしかありませんが、いざという時のために備えておけることはしておいたほうがいいですね。