金髪にはしないけれど

いつも当サイトのご利用ありがとうございます。
電車を利用される方が多いと思います。
私も満員電車に乗る機会が多いのですが
今日は先日遭遇した場面についてのお話です。
目的地に着く1つ2つ手前の駅に停車中
吊皮につかまりながら体のバランスを保っていた時
車窓の向こう側
駅のホームの柱にもたれかかる中年男性の姿が気になりました。
胸を押さえて苦しそうにしていました。
出社途中であろう大人たちがチラッと視線をやりながらも通り過ぎていく中
日焼けした肌を露出した金髪の少女二人組が駆け寄っていく姿が見えました。
心配そうに覗き込んで声を掛ける彼女たちに
「大丈夫」と言わんばかりに手を挙げる男性の姿を見たところで電車は発車してしまったので
その後のことは分かりませんが
きっと彼女たちが何かしらの助けをしてくれていることと思います。
彼女たちの優しい行動力に「感動」と「安心感」を覚えたワンシーンであるとともに
忙しい私たち大人も
彼女たちの素早い行動に学ばなければならないと思いました。
ちょっと話はそれますが
「胸が苦しい」で連想するのが「心臓マヒ」
駅や地下街などを始め、最近そこここで見掛けることが多くなったAED(心臓救命装置)ですが
一度使ったパッドや電池は交換しなければいけないらしく
例えば駅構内やコンコースなどに設置されているAEDのパッドは毎月相当数の交換がされているとのことです。
...ということは...
それだけ沢山の方々が心臓マヒを起こしているという事で...
それに準ずる方々がAEDによって命を救われているであろう...という事です。
各団体でAEDの使い方の講習をしていますので
機会があれば是非一度体験しておいてもいいかも知れませんね。
私は参加機会があり人形を相手に練習をしましたが
AEDは手順をしゃべって教えてくれるので
講習を受けた事がない方でも大丈夫です。
緊急の場面に直面したら
金髪の少女たちを見習って私も俊敏な行動力を以て協力したいと思いました。
参考URL:http://www.jhf.or.jp/aed/