運動について

治験終了までは筋肉痛を起こすような運動、筋トレや労働は禁止されています。
筋肉を動かすことにより、骨格筋や心筋などの筋肉細胞のエネルギー代謝に重要な役割を果たす酵素(クレアチンフォスフォキナーゼ:CPK)が上昇します。
これは通常、誰でも起こることなので異常ではないのですが、治験に参加する際にCPKが上昇してしまうと、はたして薬の影響で上がったのか、運動の影響で上がったのか、判断できなくなってしまいます。
この他にも運動による疲労から尿検査で尿たん白がプラスになる可能性があります。
そのために治験期間中の運動は禁止としています。
また、運動してからCPKが上がるまで個人差があるため、入院7日前からは出来るだけ運動は控えてください。