治験体験談

初めて治験に参加しました。入院が2泊3日×2回の入院試験でした。

東京都在住26歳男性 Mさん

今回参加した施設がつくば市の施設で、日程が合うものがコチラの試験のみだったので場所の事をあまり考えずに申込みをしてみましたが都内から思ったより近く(何時間もかかるかと思っていましたが、乗換など家からの徒歩なども含めて1時間程度でした)、最寄駅までいけば施設の送迎があったので入院が2期に分かれていても苦痛ではなかったです。
むしろ、つくばTXに乗った事がなかったので小旅行気分でした。
全くの初めての治験だったので、自分の持っている治験のイメージがマイナスイメージで病院は薄暗くて怖いところではないのだろうかと思っていましたが施設のスタッフの方はとても優しく、病院もすごく清潔でマイナスのイメージは払拭されました。
また、食事も病院内で手作りをしていて、すごくおいしかったので食事の時間がすごく楽しみでした!!!
治験参加期間中は、投薬時間以外は自由行動で、起床時間や食事の時間に決まりはありましたが自分の時間が沢山あり資格取得の勉強としたり、気分転換に病院内にある漫画を読んだりDVDをみたりなど、思ったより充実した時間を過ごせました。
第2期目の入院の時には仲良くおしゃべりをするような友達のような方もできて休薬期間が明けたらまた参加をしてみたいと思うくらい治験の印象が変わりました。

私は糖尿病の治験に参加しました。

大阪府在住54歳男性 Iさん

私は長く糖尿病を患っており、糖尿病と診断をされてからは、定期的に病院に通い、薬を服用していました。
友人に治験を紹介されるまではそれが当たり前でしたが、今考えれば治療費は結構な負担でした。
友人に治験を紹介された当初は不安に思うこともたくさんありました。
治験というと、危ないイメージもありましたし、薬とはいえ、市場に出回っていない薬ですから信用できません。
しかし、治験参加前の健康診断に行ってみると、糖尿病の専門医師の診察、また薬に関しても詳細まで説明してくれ、 実際治験参加すると糖尿の一般的な治療と大きな違いもありませんでした。
これは施設によって異なるかもしれませんが担当の先生がとても優しく親身に相談にものってくれたので精神的負担も軽く済んだ気がします。
負担軽減費ももらえたので金銭負担もありませんでした。
ただ、平日に通院をしていたので日程調整が少し大変でした。
土曜日、日曜日にも診察をしている施設があれば参加しやすいかもしれません。

飲み薬の治験に参加しました。特に印象深かった採血についての体験談です。

神奈川県在住27歳男性 Aさん

これまで採血に抵抗はなかったのですが、思っていた以上に苦痛でした。
特に投薬1日目は何度も採血があり、サーフロー(留置針)という採血が楽になる医療器具を使用しました。
これを使うことによって、採血の度に注射針を刺す必要がなくなります。
サーフローを使うかどうかは、自分で選ぶことができるのですが、最初使用を拒否していた方も、途中でサーフローに変えている方が多かったです。
ただこれをしているとずっと針を刺している点滴のような状態になるので、動きも制限されますし、何より違和感があり快適とは言えませんでした。
入院2日目、サーフローから解放された!!と喜んでいたのもつかの間、今度は採血の度に血管を探して採血針を刺します。
そうなると、何度も採血することにより同じ場所に採血針を刺すのが痛くなったり、採血の苦手な看護婦さんに当たってしまって時間がかかったりといったことがありました。
でも、3日目になると周りの皆さんとだんだん打ち解けてきて、
「あの看護婦さんが採血上手だった。」
「腕のここがあまり痛み感じなかったよ。」
といった世間話ができるようになり、精神的には楽になっていたと思います。

初めてだったので不安もありましたが、最後には少し慣れました。
実際何度も治験に参加されている方は、採血もそんなに苦痛ではなさそうでしたし!病院食もおいしく、いろいろな方と知り合えて、負担軽減費もいただけて、社会貢献にもなる、と考えると採血の苦痛くらいは耐えられるなーと個人的には思っています。
また機会があれば参加したいです。