新型コロナワクチンの接種状況について該当する項目を選択してください
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高齢者は追加接種をしている方が多い
全体の30%(1,133名)が3回接種済の回答でした。年代別でみると20歳未満から50代の方まで3回接種済の回答が多く30%以上の回答がありました。60代だと51%(271名)、70歳以上だと75%(212名)の方が「5回以上接種済」の回答がありました。
2023年5月から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類へ移行しましたが、高齢者は感染時の重症化リスクを懸念して、追加接種をしている方が多いようです。
今後、新型コロナワクチンの定期的な接種を希望しますか
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年齢が上がるほど定期接種を希望する方が多い傾向
「接種希望しない」が23%(858票)、「接種希望する」が23%(877票)で同じ割合での回答結果となりました。
「どちらかと言えば接種希望しない」「どちらかと言えば接種希望する」の回答を合わせて比較すると「接種希望しない」「どちらかと言えば接種希望しない」の回答が38%(1,428票)、「接種希望する」「どちらかと言えば接種希望する」の回答が43%(1,622票)でした。
20歳未満から40代までは「接種希望しない」の回答割合が多いですが、50代以降になると「接種希望する」の回答割合が多い結果となりました。
今後のコロナワクチン接種については年齢によって回答が分かれる結果となりました。
コロナワクチンの接種状況に関する設問では年齢が上がるにつれ、接種回数が増えているので今後の接種についても意欲的なのかもしれません。
また、高齢になるほど重症化リスクも上がると言われている為定期的な接種を希望する方が多いようです。
コロナ流行前後のインフルエンザワクチン接種状況
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インフルエンザワクチンを接種しないという選択肢がふえている
コロナ流行前のインフルエンザワクチン接種状況は「接種しなかった」33%(1,252票)、「毎年接種していた」29%(1,094票)、「接種しない年の方が多かった」24%(922票)、「接種する年の方が多かった」14%(525票)の順で回答がありました。
コロナ流行以降のインフルエンザワクチン接種状況は、新型コロナウイルス流行以降のインフルエンザワクチン接種状況については未接種の方が50%(1,905票)、コロナ流行以降、一度だけ接種した方が4~11%(2020年のみ7%・2021年のみ4%・2022年のみ11%)、2020~2022年のうち2回接種した方が7%(283票)、毎年接種した方が21%(797票)でした。
コロナ流行以降、インフルエンザワクチン接種をしていない方が増えているという結果になりました。コロナ流行以降間もないころは外出する機会も減りインフルエンザワクチン接種を控えた方もいらっしゃるのかもしれません。
また、インフルエンザに感染する人も劇的に減っていたのでワクチン接種をしないと判断した方も多いのかもしれません。
今後、インフルエンザワクチンを毎年接種しますか
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若年者層、高齢者層は「接種する」が多い傾向
今後のインフルエンザワクチン接種については「接種しない」が26%(988票)、「接種する」が25%(938票)でコロナワクチン同様、同じような割合での回答結果となりました。
年代別でみると20歳未満は「接種する」が31%(10票)、20代は「接種しない年の方が多いと思う」が25%(126票)、30代から50代は「接種しない」の回答割合が高く25~33%、60代70歳以上は「接種する」の回答割合が高く60代で34%(179票)、70歳以上で46%(130票)でした。
学校等での流行を懸念して20歳未満の方は今後もワクチン接種を検討しているのかもしれません。60歳以上になるとインフルエンザワクチン接種費用の助成を行っている自治体も多いので、それを利用して今後も接種しようと考えている高齢者が多いのかもしれません。
「インフルエンザワクチン」「コロナワクチン」の安全性
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コロナワクチンの安全性については判断しづらい様子
インフルエンザワクチンでは「安全性が高い」28%(1,066票)、「どちらかと言えば安全性が高い」が43%(1,628票)に対してコロナワクチンでは「安全性が高い」が12%(464票)、「どちらかと言えば安全性が高い」が32%(1,222票)でした。
インフルエンザワクチンの方が安全性においては信頼が多いようです。また、コロナワクチンでは「どちらとも言えない」の回答が37%(1,389票)で高い割合をしめました。
コロナワクチンは接種開始から現在2年弱、日本国民の8割以上が接種している(*1)ワクチンではありますがまだまだ安全性について判断がつかない、安全性を感じられない方が多いようです。
(*1参考:首相官邸の新型コロナワクチンWebページ)
「インフルエンザワクチン」「コロナワクチン」の必要性を感じる理由を選んでください(複数回答可)
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重症化を防ぐためにもワクチン接種は必要と考える方が多い傾向
インフルエンザワクチン、コロナワクチン共に「重症化や死亡を防止するため」を選択する方が多い結果となりました。一方でコロナワクチンはインフルエンザワクチンに比べると「必要性を感じていない」を選択する方も多く35%(582票)でした。
また年代別で見た際に20歳未満と40代は「コロナワクチンの必要性は感じていない」を選択する方が多く20歳未満で50%(8票)、40代で44%(163票)でした。各種ワクチンの必要性について「その他」を選択した方は以下ような回答がありました。
【コロナワクチンの必要性を感じる理由をご記入ください】
職場で推奨されているため(40代男性)/ 他人から打っていないことを非難されないために(50代女性)/ 海外に行く時必要なことが多いから(50代女性)
大病をしている為に副作用には耐える事が出来ないと思うから(60代男性)/ みんなが接種しているからしないといけないと思っている(20代女性)
【インフルエンザワクチンの必要性を感じる理由をご記入ください】
インフルエンザにかかった時、なるべく軽い症状で済ませるため(20代女性)/ コロナワクチンよりは接種の効果は出るように思う(30代女性)
肺炎の予防(80代男性)/ 業務上、感染すると打ち合わせなど遂行に支障きたすため(30代男性)/ 長年やってきているから。習慣的なもの。(10代女性)
ワンシーズンにインフルエンザAとB両方にかかり苦しんだため(40代男性)
小児(17歳以下)への各種ワクチン接種の必要性
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インフルエンザワクチンの必要性を感じている方は多い傾向
小児(17歳以下)へのワクチン接種についてコロナワクチンは「どちらとも言えない」が34%(1,293票)、インフルエンザワクチンは「どちらかと言えば接種した方が良い」が33%(1,260票)の回答が多い結果となりました。
ワクチンの安全性に関する質問でもインフルエンザワクチンは「安全性が高い」を選択する方が多かったので、インフルエンザワクチン接種を推奨する回答が多かったのかもしれません。
コロナワクチンは乳幼児で4.0%、小児で23.8%が2回目(*2)まで接種済で、成人に比べると低い接種率です。(2023年11月現在)
ワクチンの安全性を心配して接種を控えている方も多いのかもしれません。
(*2参考:首相官邸の新型コロナワクチンWebページ)