新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染症予防策をとる方が増えたことは明らかですが、流行する前からも約90%の方が予防意識を持っていたことが分かりました。
また、新型コロナウイルスの感染経験がある方は、回復後に予防意識が高まっています。
新型コロナウイルスワクチンについては感染予防・重症化予防を期待して接種をする方が多い結果となりました。
現在日本で承認されている新型コロナウイルスワクチンは、海外の製薬会社により開発されたものですが、
国内でも複数の日本企業や研究機関が、国内製ワクチンの実用化に向けて準備を進めています。
また、ワクチンだけでなく治療薬や治療法も同様に開発が進んでいる状況です。
本アンケートの回答では、新型コロナウイルスに対して恐怖心を持つ方の意見が多くみられましたが、今後治療法がさらに確立すると恐怖心が少なくなったり、予防意識も変わってきたりするのではないかと思います。
気を付けるべき感染症は新型コロナウイルス感染症だけではありません。
冬季にはインフルエンザやノロウイルスなどが流行するため、今後も継続して手洗い・うがいなど感染症予防策が必要です。
本アンケート結果を通じて改めて感染症予防の意識を持つきっかけになれば幸いです。