高尿酸血症

  人間の血中に存在する物質尿酸の血中濃度が異常に高い状態を言う。正確には、血中濃度が7mg/dLを越えると高尿酸血症である。尿酸とは「プリン代謝の最終産物」である。プリン体は細胞ひとつひとつの核のなかの核酸に含まれていて、細胞が死ぬときにプリン体は尿酸に分解される。血液中に溶けきらない尿酸がからだの色々なところに結晶として蓄積していき、痛風を初めとする多くの障害をひきおこす。