慢性胃炎

慢性胃炎は、胃粘膜や胃液分泌腺が萎縮する病気で、胃がん、胃・十二指腸潰瘍などの病気に伴って起きる「随伴性慢性胃炎」と、ほかの病気もなく炎症だけが起きる「特発性慢性胃炎」との2種類がある。おもな症状は、胃もたれ感や胸やけ、げっぷ、鈍い胃の痛みなどですが、中には、食欲不振や全身倦怠感を訴える人、吐き気や嘔吐、吐血などに悩まされる人もいる。このような症状は、胃粘膜が萎縮し変化していく過程で、炎症が起きたり、びらんができるために起こる。しかし、中には全く無症状という人もいる。