飲酒を控える

飲酒は咽頭の筋肉を緩め、また酸素濃度が低下した際の覚醒を鈍らせるため無呼吸の時間が長くなると言われています。睡眠時無呼吸症候群の方は少なくとも就寝前4時間以内の飲酒は控えることをお勧めします。

飲酒は睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させます

アルコールは全身の筋肉を緩める働きがあり、これにより咽頭の筋肉も緩み、寝る前に飲酒をしてしまうと気道を圧迫する要因となります。 もともと睡眠時無呼吸症候群の方はより症状を悪化させてしまいますし、普段は睡眠時無呼吸症候群でない方でも飲酒後に睡眠を取ると睡眠時無呼吸症候群の症状が現れる場合があります。睡眠時無呼吸症候群の方もそうでない方も少なくとも就寝前4時間以内の飲酒は控えることをお勧めします。

飲酒後に寝ると無呼吸の時間が長くなる

睡眠時無呼吸症候群では無呼吸状態となると血液中の酸素濃度が低下し、脳が覚醒することで呼吸が戻りますが、アルコール摂取後に寝ると脳の感度が鈍くなり酸素濃度が低下しても覚醒しにくくなり無呼吸の時間が長くなることが知られています。


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