コロナウイルスとは

新型コロナの特徴

最初は不明な点が多かった新型コロナウイルスですが、世界で感染が広まるにつれ徐々に多くのことが分かってきました。

主な症状は発熱と呼吸器症状、多くは軽症だが重症化するケースもある

初期症状は風邪のような症状から始まります。微熱を含む発熱、鼻水、鼻詰まり、ノドの痛み、咳などです。中国4万人のデータを元にした報告によれば、患者の80%は軽症から中等症で重症化に至らず治癒すると言われています。20%の感染者は肺炎の症状が進行していき入院に至ることがあります。そして約5%が集中治療が必要になりICUに入り、2~3%の事例で致命的になりうるとされています。

熱やせきが発症していない無症状な段階でも感染力がある

新型コロナウイルス感染症は、熱やせきなどの症状が出る前の無症状な状態でもほかの人に感染するリスクがあります。(※アメリカCDC:疾病対策センター)。

乳児は重症化する割合が高い

国内外で1歳未満の子の重症化や死亡するケースが確認されています。中国の研究グループは、乳幼児など1歳未満の子が発症すると重症化する割合が高いと発表しています。

「エアロゾル」で3時間生存

新型コロナウイルスについて、霧のように空気中に漂う「エアロゾル」という状態でも、3時間以上生存できるとする論文をアメリカ国立衛生研究所などの研究グループが発表しました。


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