子宮筋腫ができると、子宮内が変形し子宮内膜の表面積が増えます。すると、剥がれ落ちる内膜の量が増えるので、過多月経や超過月経が起こりやすいです。
子宮筋腫のサイズが小さければ、過多月経や超過月経の症状は現れません。しかし、サイズが大きくなると月経量が増加するので、貧血がみられるようになります。
過多月経について
過多月経とは、生理中の経血の量が多いことをさします。婦人科で過多月経と診断されるのは、1回の生理期間に150ml以上の経血がある場合です。
経血量は人と比較できないので、過多月経であっても自覚していないケースもあります。
過多月経を確認するための項目は、下記の通りです。
- 貧血がある
- 経血に血の塊が混じる
- 昼間に夜用ナプキンが必要になる
上記の項目に当てはまる場合は、過多月経の疑いがあるため専門医を受診しましょう。