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ドライアイの症状

ドライアイの主な症状は、下記の通りです。

  • 目が疲れやすい
  • 目がゴロゴロする
  • 目にかゆみを感じる
  • 外光がまぶしく感じる
  • 目ヤニが出やすい
  • 視界がかすむことがある
  • 目に不快感を覚える
  • 目の奥に痛みを感じることがある
  • 目が充血しやすい

上記に挙げた症状は軽度の症状です。5つ以上当てはまる場合は、ドライアイの可能性があります。重度になると、目の不快感などだけではなく、肩こりや頭痛を伴うような全身に不調を感じる状態を引き起こすケースもあります。「ドライアイくらい大丈夫」と放置せずに、専門医を受診して検査をし、症状に合った治療を受けることが大切です。

ドライアイの罹患者数は増加傾向

日本眼科学会によると眼科患者の約20%にあたる方が、ドライアイであることがわかっています。日本眼科記者懇談会に発表された資料によると、ドライアイの患者は1200万人以上いるとされ、眼疾患においてもっとも多い疾患です。また40歳以上の方を対象にした大規模疫学調査によると、男性12.5%、女性21.6%で男性よりも女性のほうが罹患者が多いこともわかっています。2016年にドライアイ診断基準の改定がありました。旧診断基準において「ドライアイの疑い」と診断されていた80%の方が、新診断基準で「ドライアイ」と診断され罹患者数の増加につながっています。

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