うつ病は精神的、もしくは肉体的に強いストレスが蓄積されたり、他の病気の症状から脳の機能に影響が出て発症します。
うつ病は脳の病気
うつ病発症の仕組みはまだはっきりとわかっていませんが、脳の機能がうまく働かなくなることにより発症すると研究されています。
ストレスが心身に蓄積すると、脳内の感情や思考をつかさどる部位で神経伝達物質のモノアミン(セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミン)が不足してしまうこと、新しい神経細胞を作るために必要なたんぱく質(BDNF)が不足してしまうことから脳機能に変調が生じると考えられています。
参考資料
野村総一郎監修「うつ病のことがよくわかる本」P30-31.34 2016年