うつ病とは精神的なストレスや身体的なストレスが重なることやその他様々な理由により脳に機能障害が生じている状態です。
主な症状は日常生活に影響が出てくるような強い抑うつ状態や意欲が出なくなる状態です。
また、うつ病は他のさまざまな病気の原因になったり、思考力の低下もみられ、極端なマイナス思考から自殺を考えてしまう恐れもある病気です。
抑うつ気分とうつ病
生活の中で「気分が落ち込む」「やる気が出ない」というような気持ちが憂うつになることは誰しも経験があると思います。
このような症状は抑うつ気分といいます。
通常であれば抑うつ気分は気分転換したり、時間が経過することで回復していきます。
しかし抑うつな気分が長期間続いたり、やる気がでなくなったりする場合は「抑うつ状態」とみなされ、うつ病の症状と判断される可能性があります。
うつ病とストレス
うつ病は複数の原因が重なって脳の働きがうまくいかなくなり発症しますが、精神的もしくは肉体的に強いストレスを感じることが脳に影響を与え、発症に大きく関係すると考えられています。
例えば、職場や家庭内の人間関係によるストレス、結婚や昇進、転居といった環境の変化でのストレス、出産や病気といった体調変化でのストレスが要因となります。
ストレスが溜まっていると感じた時は休息をとり、趣味や運動でストレスを発散できる行動をとりましょう。
また、ストレスが溜まっている状態を自覚していない人もいます。もし「最近様子がおかしい」「疲れていて調子が悪そう」な方が身近にいる場合は、周囲の人間が助言することも大切です。