身体的な症状

身体的な症状

身体的に表れる症状は主に「睡眠障害」「消化機能の低下」「その他の症状」といったものがあります。

睡眠障害

うつ病患者の多くの方が睡眠の悩みを抱えます。
睡眠障害の中には、寝ようとしてもなかなか寝付けない「入眠障害」、眠りが浅くなりぐっすり寝た感じがしない「熟眠障害」、夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」などがあり、特にうつ病患者に多くみられる症状が、明け方自分が起きたい時間よりも早く起きてしまいその後眠れなくなる「早朝覚醒」です。

消化機能の低下

食欲が沸かなくなり何かを口にしてもおいしいと感じられなくなります。また、胃のむかつきや吐き気の症状が現れるので食事量が減り、体重も減ってしまいます。
また、逆に甘いものを大量に食べてしまうといった過食をしてしまう場合もあります。
その他便秘や下痢の症状もあり消化機能が低下します。

その他の症状

うつ病には他にもめまいや頭痛、倦怠感など、人によってさまざまな身体的症状が現れます。
初期の症状の場合、精神的な症状が出ず、身体的な症状が先に出る「仮面うつ」と呼ばれる状態の患者もいます。 原因不明の体調不良が続いた場合、うつ病の疑いも持ち専門医の受診も検討してください。


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