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肥満症の症状

肥満症になるとさまざまなサインが現れます。
日常生活の中で肥満症を疑うサインは、以下の通りです。

  • 膝や股関節の変形性関節症
  • 腰痛
  • 息切れ
  • いびき
  • 睡眠不足

毎日体重計に乗って体重を測り、自身の体形を姿見(鏡)で確認する習慣がない方の多くは、体重や体形の変化に気づくきっかけが少ないでしょう。

肥満症の初期はささいな体の不調

肥満症の症状は、ささいなことからはじまります。
膝痛や腰痛は、体重が増えることにより体を支えられなくなった膝や腰に負担がかかっているためと考えられます。また、息切れは心拍数が上がるため起こります。これらの症状は、体重が増え続けることで体が悲鳴を上げている状態と考えていいでしょう。

いびきや寝不足は放置してはいけない

いびきは、咽頭が狭くなることで息を吸うときにのどを振動させてしまうため音が出ます。人は寝ると筋肉がゆるむため一般的に咽頭が狭くなりますが、肥満によってあご回りに脂肪が付くことで咽頭が余計に狭くなってしまうのです。

肥満による睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合には、診断するためにMRIやCT以外にも呼吸機能検査、ポリソムノグラフィー検査を行う必要があります。これらの検査を受けるには、耳鼻咽喉科と呼吸器科の両方を受診しなくてはならないこともあるため、総合病院または、どちらも受診できる医療機関を選択しましょう。

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