運動療法は、食事療法とあわせて行われます。
運動療法の目的は、運動を行うことで消費カロリーを増やすことはもちろん、心身機能や代謝機能の向上によって内臓脂肪を減らすことです。
運動療法は、体の負担を考慮し少しずつはじめることや体の状態に合わせて行うようにしましょう。
有酸素運動が効果的
運動には、有酸素運動と無酸素運動があり、肥満症には体内の糖質や脂質をエネルギー源とする有酸素運動が効果的です。
有酸素運動の代表的なものをまとめます。
- ウォーキング
- 水泳
- 水中ウォーキング
- サイクリング
- ランニング
肥満症の方は、日頃から運動をしていない可能性が高いため、運動する前には自身の体力と体調、病状を考慮した上でどのような運動が合っているかを見極めるといいでしょう。
有酸素運動は、運動開始後20分から脂肪燃焼しはじめるといわれているため20分以上継続できる有酸素運動を行うことがポイントです。