砂糖を政府が規制する国が現れた

シンガポールでは2020年に含有量が一定を超えた飲料水の広告を全面的に禁止するそうだ。

広告という範囲がどの程度を指すのか分からないが、CMが打てない商品というのは売る側からすれば相当大きな足枷になることは間違いなく、施行されれば砂糖含有量が多い飲料水は減って行くだろうし、認知プロモーションが必要な新商品を大手飲料メーカーが新たに商品開発することはなくなるだろう。

正直なところ、砂糖を自らの意思で自粛するというのは忍耐が必要で、砂糖を制限するベストな方法とは言えない。

理想的な砂糖を制限する環境というのは

「砂糖を知らないこと」

ではないだろうか。太鼓の昔、砂糖を精製する技術がなかった時代の人間は、そもそも砂糖が欲しいとは思わなかったはずである。

その次に理想的な砂糖を制限する環境は

「砂糖が手に入らないこと」

だろう。

身の回りに砂糖の含有量が高い食品がそもそもなければ、摂取しようがない。

酒、タバコなどと一緒で、制限のない摂取は毒物となる砂糖は政府が制限をすることで国民の健康を守っていくということも方法としては間違っていないと思う。


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