- 薬の種類(インスリン注射)
- インスリン注射はどのタイミングで効果を出したいかによって複数の種類があります。
インスリン注射薬の種類
インスリン注射にはいくつかの種類があり、効果の出る時間により以下のように分類されます。
- 超速効型インスリン
- 速効型インスリン
- 中間型インスリン
- 混合型インスリン
- 持効型インスリン
超速効型インスリン
注射後15分以内で効果が現れ、2時間程効果が持続します。食事前に注射することで、食後の血糖値上昇を抑える為に使用します。
超速効型インスリンの例
ヒューマログ、ノボラピッド、アピドラ、等
速効型インスリン
注射後30分で効果が現れ、効果のピークは効果が出てから2時間の間、効果の持続時間は5~8時間程です。食事の30分前に注射して使用することで、食後の血糖値上昇を抑えます。
速効型インスリンの例
ノボリン、ヒューマリン、等
中間型インスリン
注射後1時間から3時間程度で効果が現れ、効果が出てから18時間~24時間程効果が持続します。
中間型インスリンの例
ノボリン、ヒューマリン、等
混合型インスリン
中間型インスリンと超速効型インスリンとの混合、もしくは中間型インスリンと速効型インスリンとの混合により作成されたインスリンです。配合比率は状況により異なります。
持効型インスリン
皮下注射により投与するため、成分がゆっくりと吸収され効果は24時間以上継続します。インスリンの分泌量を補う為に使用されます。
持続型インスリンの例
トレシーバ、ランタス、レベミル、等