高血糖になる理由

高血糖になる理由

高血糖になる要因には「インスリンの働きが悪くなる」「インスリンの分泌量が少なくなる」の2つがある。
血液中の血糖値が下がる仕組みと、上がってしまう仕組みを説明することで高血糖になる要因を理解していただきたいと思います。

血糖値が上がる仕組み

血液中のブドウ糖が体内の細胞に取り込まれることで血液中のブドウ糖が減り血糖値が下がります。
細胞が血液中から糖を取り込むにはインスリンというホルモンが必要です。
何かの要因でこのインスリンの働きが悪くなったり、インスリンを作る量が少なくなってしまうと血糖値が上がってしまいます。

血糖値が下がるまでの流れ

① 食事をする ② ブドウ糖が吸収される ③ 血糖値が上がる ④ すい臓からインスリンが分泌される ⑤ インスリンの働きにより筋肉等の細胞に糖が吸収される ⑥ ブドウ糖がエネルギーとして使われる ⑦ 血糖値が下がる

④においてインスリンの分泌量少ない
⑤においてインスリンの働きが悪い
といった状況が生じるとブドウ糖が細胞に吸収されず、血液中をぐるぐると巡回し続けて血糖値が上昇してしまいます。

高血糖になる要因

高血糖になる理由は「インスリンの働きが悪くなる」「インスリンの分泌量が少なくなる」といったことが直接的な原因ですが、これらを引き起こす要因は以下のようなものがあります。

  • 肥満
  • 食習慣
  • 運動不足
  • ストレス
  • 血糖値上昇ホルモンの過剰分泌
  • 加齢
  • 薬品による副作用
  • 妊娠
これらの要因については「糖尿病になる要因」のカテゴリにて詳しくご案内します。

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