- 1型糖尿病
- 1型糖尿病は体の免疫が自分の体を敵と間違えて攻撃する自己免疫のトラブルが原因とされています。自己免疫が、インスリンを分泌するすい臓やすい臓のβ細胞を破壊しインスリンが分泌されなくなってしまい糖尿病になってしまうのです。
1型糖尿病の特徴
1型糖尿病の発症は2型糖尿病と比較すると非常に急激で2型糖尿病での糖尿病予備群といった段階はなくいきなり発症します。人によっては数日以内でインスリン分泌がされなくなり、生命の危機に陥る場合もあります。
1型糖尿病の特徴
- やせ型の人に多く見られる
- 急激に発症する
- 症状は激しい
- 発症直後から重症になるケースが多い
- 生活習慣病ではない
1型糖尿病の症状
1型糖尿病では体重の現象やのどの渇き、多飲、多食、全身のけん怠感などの症状があります。ただし、人によっては症状が軽い場合もあるようです。
1型糖尿病の症状
- 体重の減少
- のどの渇き
- 多飲
- 多食
- 全身のけん怠感
1型糖尿病になる人
1型糖尿病の発症年齢は非常に若く、十歳未満の子供が発症するケースが多いのが特徴です。稀に乳幼児が発症するケースもあります。乳幼児が1型糖尿病を発症した場合症状で判断することが難しく手遅れになる場合もある。また1型糖尿病の疾患者全体から見ると少数ですが、中年過ぎの人が発症するケースもあります。
1型糖尿病になる人
- 発症年齢は若い場合が多く、十歳未満の子供の段階で発症するケースが多い
- 出生直後の乳幼児が発症する場合も稀にある
- 中年過ぎの人が発症するケースもある
1型糖尿病の治療法
1型糖尿病を発症するとインスリンがほとんど分泌されなくなるため、体に糖を取り込むことができなくなります。このため、1型糖尿病の疾患者は食事の度にインスリン注射を打つ必要があります。食事の度に病院に行くわけにもいかないため、通常は医師の指導を受け自宅で自分でインスリン注射を打つことになります。
また、体内の血糖値を安定させる為に医師の指示に従い食事療法と運動療法を適切に行っていく必要があります。
1型糖尿病の治療法の特徴
- インスリン注射が欠かせない
- 血糖値が上がりすぎないように食事のたびにインスリンを注射する必要がある。
- 医師の指導を受けて、自宅で、自分でインスリン注射を打つことになる。
- インスリン注射で健康な人と変わらない生活を送ることができる。
1型糖尿病でもスポーツ選手になれる
1型糖尿病は不治の病ではあるが、適切な対応をしていれば普通の生活、努力次第では普通以上の体を資本としたスポーツ選手のような生活を送ることもできます。
現にスペインプロサッカーチーム「レアル マドリード」のスター選手の「ナチョ」、アメリカン フットボール チーム「シカゴ ベアーズ」のジェイ カトラー選手といったプロスポーツ選手として活躍している1型糖尿病疾患者がおり、世界の1型糖尿病患者の希望になっています。
1型糖尿病疾患者を対象にした治験について
1型糖尿病の方が対象となる治験はあまりありませんが、稀に募集される場合もあります。1型糖尿病疾患者の方で治験参加を希望されている方はV-NETに会員登録いただければ該当の治験の募集が行われた際はご連絡させていただきます。