- 空腹時血糖値
- 空腹時血糖値は会社の健康診断等でよく行われる検査方法で、空腹時の血糖値を測定する方法です。
空腹時血糖値計測方法
空腹時血糖値計測時には前6時間は何も食べないようにしひじの内側もしくは手の甲の静脈から採血を行い血液中のブドウ糖の量を計測します。
空腹時血糖値が126mg/dl以上の場合には「糖尿病型」と判断され、後日再度空腹時血糖値が126mg/dl以上であったり、ヘモグロビンA1cという別の検査で計測する値が6.5%以上であった場合などに「糖尿病」と診断されます。
空腹時血糖値が正常値だからと安心してはいけない
空腹時の血糖値よりも食後の血糖値が大事だと言われており、空腹時血糖値が「糖尿病型」の基準に満たない場合でも、後日しっかりした検査を行うと糖尿病であったというケースもあります。
空腹時血糖値の値は糖尿病進行のあくまで1つの目安だと考えるようにしてください。そして、もし糖尿病の心配がある場合には一度「ヘモグロビンA1c」の値や、「ブドウ糖負荷試験」などのより血糖値を高い精度で調べる検査を受けることをオススメします。